琉球新報9~10月

2015年10月15日 13:49

辺野古基金 2015.09.16現在の金額  449,561,586円 振込件数:60,430件

2015.09.30現在の金額  456,126,285円 振込件数:65,321件

 

基地の県内移設 負担軽減でない LAタイムズ、辺野古を報じる2015年9月19

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】 多くの沖縄県民が普天間の移設計画を「破られた約束」とみなしていると指摘した。その理由として軍隊は県内に移動するだけで、削減することにならないからだとした。

 

抗議行動に不満の集団、辺野古ゲート前テント荒らす 3人逮捕2015年9月21日

 

<社説>辺野古テント襲撃 卑劣極まりないテロ行為だ2015年9月22日(抜粋)

 前略・・ テントを拠点に抗議活動を続ける市民らの元に最近になって「襲撃情報」が入り、警戒していたさなかに事件が起きた。民族団体を名乗る集団が現場に現れ、挑発行為をしたり、付近で酒を飲んだりしたことから、市民らは警察に通報している。夜にはゲート前の警察官に集団の動きに注意するよう要請したという。
 警察は「(市民、集団)双方に言い分があり、一方だけを抑え込むわけにはいかない」としているが、暴力、破壊行為までに及び、けが人が出た。警察は未然に防ぐことはできなかったのか。疑問が残る対応だと言わざるを得ない。   中略
 新基地を造らせない運動の軸足は徹底した非暴力にある。私たちは暴力で沖縄の民意を抑え込もうとする行為に断固として反対する。抗議を続ける市民らと共に非暴力を貫き、憲法で保障される言論や表現の自由に基づき、沖縄の民意を国内外に発信し続けていきたい。

 

県警、辺野古座り込み80人排除 市民、体にペンキ塗り抵抗2015年9月22日

 

新基地は「人権侵害」 知事、国連で演説 辺野古阻止訴え2015年9月22日

 

脱原発集会に反安保合流 日比谷で「政権の暴走止める」2015年9月23日 22日

 

代々木で「民主主義取り戻そう」 安保法反対と脱原発集会2015年9月23日

 

辺野古ゲート前100人抗議、県警ともみあいも 海上作業確認されず2015年9月23日

 

男性の解放求め100人抗議 辺野古の新基地計画で2015年9月24日

 

翁長知事講演要旨 知事帰国講演2015年9月25日

前略・・集中協議の最後に私の話は通じませんかと聞いたら、「私は戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなか分からないが、19年前の日米合同会議の辺野古が唯一というのが私の全てです」という話だった。お互い70年間も別々に生きてきたような感じがしますねと私は言った。 ・・中略・・

 稲嶺恵一知事が普天間の辺野古移設を了承したのは、軍民共用、15年使ったら沖縄に返すとの条件付きだった。1999年、橋本竜太郎内閣は知事、名護市長の言うことは尊重すると閣議決定した。
 しかし小泉純一郎内閣は2006年に99年の閣議決定を打ち消した。沖縄県の条件もほごにした。だから「それを原点とするのはおかしい」と菅官房長官には話した。・・中略・・

 沖縄にミサイルが飛んできたらどうするか、と私が聞いたら中谷さんは、ミサイルはミサイルで打ち落とすと。それを聞いたとき、沖縄県を領土としか考えていない。140万人が住んでいること、70年前に日本軍と一緒に戦争で10万人以上が亡くなったことの反省が全くないと思った。 ・・中略・・

 岸田文雄外相との話。歴代知事が基地問題でワシントンDCに行くと、米側は「日本の国内問題だから日本政府と話をしろ」と言う。時の政府に話すと「後ろから米国が嫌だと言っている」と言う。たらい回しにされる。
 日本は本当に独立国家だろうか。沖縄県が基地を預かって日米地位協定の壁も分かる中で日本の在り方がよく見える。
 安倍晋三総理と話した。世界一危険という普天間基地について、辺野古が唯一で、辺野古を造らさないなら普天間を固定化すると言うが、本当に世界一危険な基地を固定化するつもりなのか、と聞いたら総理は何も言わない。大変おかしなものだ。 

 山口俊一沖縄担当相との話。・・中略・・、沖縄は基地を預かっているからたくさん振興策をもらっていると誤解がある。振興予算3千億円は、他都道府県がもらっている予算の上に3千億円もらっていると誤解している・・後略・・

 

独大手紙「日本政府は新基地代替策を」 知事の国連演説紹介2015年9月28日

名護市長、都内で基地問題訴え 「沖縄の実情知って」2015年9月27日

名護市の稲嶺進市長が27日、東京都武蔵野市で講演し「私たちは70年間、基地問題に翻弄されてきた。本土の人は、もっと沖縄の実情を知ってほしい」と訴えた。武蔵野市の市民団体が主催し、約400人が集まった。

 

防衛局、聴聞出席せず 知事、辺野古承認早期取り消しも2015年9月30日

 

自民、報道圧力の処分軽減 安保法成立受け一変 2015年10月2日

 

全国県人会「新基地阻止へ団結」 参加者から知事支持の声2015年10月4日

2年に一度、第13回全国沖縄県人会交流会(東京沖縄県人会主催)が3日、18団体約230人と翁長雄志知事が出席して東京・新橋で開かれた。仲松健雄東京沖縄県人会長は「新基地を造らせない、沖縄の諸問題解決に一致団結しよう」と呼び掛け、本土在住の沖縄人(ウチナーンチュ)として新基地反対の姿勢を打ち出した。

 

<社説>報道圧力処分軽減 国民、県民を愚弄している2015年10月4日

 自民党は、党所属若手議員らの勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番」などと、報道機関に圧力をかける発言が相次いだ問題をめぐり、1年の役職停止としていた木原稔前青年局長の処分期間を3カ月に軽減した。 憲法で保障された言論の自由を軽視した一連の行為への処分がそもそも軽過ぎた。それなのに、処分を軽減するとは開いた口がふさがらない。 ・・後略

 

島ぐるみ会議、国連NGO目指す 知事演説で報告会2015年10月5日

 沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議は4日、那覇市上下水道局の会議室で翁長雄志知事の国連演説の報告会を開いた。同会議の島袋純国連部会長は「知事が国連人権理事会の場で『沖縄には自己決定権がある』と訴え、その主張を含めてあらゆる手段で新基地建設を阻止すると訴えたことが一番重要な点だ」と成果を強調した。・・後略

 

「陸自配備に反対」 宮古島市民ら1万6000人署名提出2015年10月6日

宮古島への陸上自衛隊配備計画に反対する「止めよう『自衛隊配備』宮古郡民の会」と、「宮古島・命の水・自衛隊配備について考える会」は5日、下地敏彦宮古島市長に対し、1万6439人分の署名を提出した。

 

新交付金「悪質な分断」 二見以北の会が抗議声明2015年10月6

米軍普天間飛行場の移設先とされる米軍キャンプ・シュワブがある名護市の久辺3区へ政府が直接交付金の支出を検討している件で、建設予定地に隣接する地域の住民でつくる「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会」は5日、政府の交付金支出に抗議する声明文を安倍晋三首相や中谷元・防衛相宛てに送った。
 声明文は交付金について「地域住民を愚弄(ぐろう)する露骨で悪質な分断策」だと批判。「(久辺3区の辺野古、久志、豊原のうち)久志地域一帯となって地域おこしに取り組んでいる努力をつぶそうとするものだ」と強い憤りを示した。・・後略


台風21号(災害)与那国町義援金2015年10月5日

 

山城博治さん、シュワブ前座り込みに復帰 「必ず工事止める」2015年10月7日

 

島尻氏が沖縄北方担当相 辺野古推進を強調 第3次安倍改造内閣発足2015年10月8日

 

辺野古事前協議 国、打ち切り示唆 知事、13日にも承認取り消し2015年10月8日

 

環境181団体、辺野古判断で知事支持 共同声明発表2015年10月8日

 

辺野古基金、地方紙に意見広告 新基地阻止訴えへ2015年6月28日

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設阻止に向けて取り組む「辺野古基金」の基金運営委員会(委員長・新里米吉県議)は27日、辺野古の埋め立て承認の取り消しや撤回を翁長雄志知事が判断する時期に合わせ、全国各地の地方紙に辺野古新基地建設阻止を訴える広告を掲載することも確認した。広告は新基地の建設中止を求めると同時に、基金の振込先も掲載し、全国からさらなる寄付も募る内容となる。

 辺野古承認、13日取り消し 知事、移設阻止に着手 2015年10月12日

 

辺野古ゲート前に500人 知事取り消しを力に 2015年10月14

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画をめぐり、14日午前、移設先と隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前では市民ら約500人が結集した。13日に翁長雄志知事が前知事による埋め立て承認を取り消したことから、参加者は「これからが新たな闘いだ」と気勢を上げた。・・後略