沖縄視察報告

2016年07月21日 07:54

 以下は、4月に沖縄視察に行ってきた仲間からの報告です。


 〈 訪沖で感じたこと 〉

○「島ぐるみ闘争」が成立・持続する根拠

 ・現在の状況は「オキナワ」であって沖縄=琉球ではない。 「"オキナワ"を返せ! 沖縄へ返せ!」

 ※米軍基地密集による『治外法権』="オキナワ"という現実からの解放


・沖縄=琉球の人々-八重山地方に対する「本島人」"差別意識"が存在するとしても――の思い。

 沖縄=ウチナ―の民俗・民衆文化の意識的表現。

 ※1.那覇空港←→首里間のモノレール各駅間での案内「沖縄民謡」メロディの違い。

 ※2.路線バス車内案内放送におけるウチナーグチのCM

 ※3.モノレール駅における「外国語」表示→英語・朝鮮語・台湾語・北京語

  ☆:ヤマトもその他も「敵対」するのでなく対等に付き合うスタンス。


・米軍基地反対・撤去等集会でのこと

 集会などの「〆め」にはカチャーシーとなる。 集会等では「沖縄戦」体験のオジー・オバーが参加している。


・米軍基地反対・撤去闘争を支える――「本土」からの来沖者を――態勢

 辺野古周辺だけでなく、那覇市中心部にも格安宿=「ゲストハウス」の存在。

 辺野古往復の「島ぐるみバス」3系統の運行(那覇便は日曜日を除く毎日)


・「右翼」の妨害

 我々の「認識」として右翼は"反米"なのだが、沖縄――普天間基地ゲート入口集会では――右翼2団体による集会妨害の街宣車騒音に遭遇・。


・集会などの主導権は政党・労働組合ではない。

 4/10の普天間基地ゲート入口での『返還合意20周年集会』では発言者は主催者を除いて、全参加者のリレートーク。

  • 取りあえずの思い

「沖縄県」ではなく「琉球自治州」という形での「日本」との関係があるべき姿では・・・?


写真:左上から時計回りに


    1. 集会開始。参加者約三百人 
    2. 普天間基地入り口にある大きなお墓
    3. 普天間基地大山ゲート入り口
    4. 糸満からの島ぐるみバス三十名と合流
    5. 島ぐるみバス
    6. 乗車32名。那覇号
    7. キャンプ・シュワブゲート前での集会と学習会