沖縄視察報告
以下は、4月に沖縄視察に行ってきた仲間からの報告です。
〈 訪沖で感じたこと 〉
○「島ぐるみ闘争」が成立・持続する根拠
・現在の状況は「オキナワ」であって沖縄=琉球ではない。 「"オキナワ"を返せ! 沖縄へ返せ!」
※米軍基地密集による『治外法権』="オキナワ"という現実からの解放
・沖縄=琉球の人々-八重山地方に対する「本島人」"差別意識"が存在するとしても――の思い。
沖縄=ウチナ―の民俗・民衆文化の意識的表現。
※1.那覇空港←→首里間のモノレール各駅間での案内「沖縄民謡」メロディの違い。
※2.路線バス車内案内放送におけるウチナーグチのCM
※3.モノレール駅における「外国語」表示→英語・朝鮮語・台湾語・北京語
☆:ヤマトもその他も「敵対」するのでなく対等に付き合うスタンス。
・米軍基地反対・撤去等集会でのこと
集会などの「〆め」にはカチャーシーとなる。 集会等では「沖縄戦」体験のオジー・オバーが参加している。
・米軍基地反対・撤去闘争を支える――「本土」からの来沖者を――態勢
辺野古周辺だけでなく、那覇市中心部にも格安宿=「ゲストハウス」の存在。
辺野古往復の「島ぐるみバス」3系統の運行(那覇便は日曜日を除く毎日)
・「右翼」の妨害
我々の「認識」として右翼は"反米"なのだが、沖縄――普天間基地ゲート入口集会では――右翼2団体による集会妨害の街宣車騒音に遭遇・。
・集会などの主導権は政党・労働組合ではない。
4/10の普天間基地ゲート入口での『返還合意20周年集会』では発言者は主催者を除いて、全参加者のリレートーク。
取りあえずの思い
「沖縄県」ではなく「琉球自治州」という形での「日本」との関係があるべき姿では・・・?
写真:左上から時計回りに
- 集会開始。参加者約三百人
- 普天間基地入り口にある大きなお墓
- 普天間基地大山ゲート入り口
- 糸満からの島ぐるみバス三十名と合流
- 島ぐるみバス
- 乗車32名。那覇号
- キャンプ・シュワブゲート前での集会と学習会